ふるさと・きずな維持・再生支援事業

2月23日(日)

ツアー2日目は浜通りを周遊します。東北道~磐越道~常磐道を乗り継いで「いわき市石炭化石館」へ。ここは恐竜関係の展示で有名ですが、私達の目的は、高度経済成長を支えた常磐炭鉱について学ぶこと。さっそく年表や鉱物資料などを見て回り、坑道の仕組みを展示する地下施設を見学しました。北海道にも夕張炭鉱など主要な炭田がありますが、ここまで立派な見学施設は無いとのこと。昭和51年に閉山するまでエネルギーを供給し続けた電源地域であったこと、火力発電から原子力発電へと時代が変わっても、電力を担う地域として日本を支え続けたことを学ぶことが出来ました。

広野の火力発電所を横目にJビレッジまで移動。原発事故後の最前線基地からサッカーの訓練施設へと復活を遂げたJビレッジでは、いくつもあるフィールドで少年サッカーの練習や試合が行われており、平和を取り戻した光景が半ば夢のようでした。Jビレッジのレストランで昼食とし、いわき高専で教鞭をとっていらした先生(現在は関西地方の大学にお勤めの准教授さん。北海道でもご活躍)も合流。浜通り地域の支援活動にも携わっておいでで、広いご知見から様々なお話しを伺うことが出来ました。

昼食後、移転新築された富岡駅を見学。ちょうど普通電車が出発するところで、日常の足を取り戻した安堵が感じられました。旧福島第2原子力発電所のPR館を改装した東京電力「廃炉資料館」を見学。ここで、大熊町のお生まれで福島高専出身の女性も合流。当時(中学2年生)の大変だったお話しを伺いながら、一緒に施設を見学することが出来ました。

立派な映像や資料を展示して、事故の背景には過信とおごりがあったことを反省していました。帰りたくても帰れない人、帰りたかったけれども帰れなかった人が多い中、どのような反省が今後のエネルギー政策や社会・地域づくりに反映されるべきなのか、私たち福島県民ひとりひとりも、全国にお住まいの皆さんも、一緒に考えていかなければならないと重い気持ちになりました。

こうした深い話題について北海道の皆さまと共有できたという点で、貴重な見学の機会となりました。

1.いわき市石炭化石館見学

2.いわき市石炭化石館見学

3.いわき市石炭化石館見学

4.Jビレッジ見学

5.Jビレッジ見学

6.移転された富岡駅見学

7.東電廃炉資料館見学

8.東電廃炉資料館見学

9.東電廃炉資料館見学