ふるさと・きずな維持・再生支援事業

 国道6号線を北上すると、街道沿いにゲートに閉ざされた家々、量販店、ガソリンスタンドが見えてきます。まもなく大熊町に入ると、車内の放射線量も上昇。手つかずだとこのように高い放射線量が残っていることが分かり、除染作業によって回復された町に住む者として、作業員さんのご苦労に頭が下がる思いでした。

 大熊町の復興拠点まで見学に行きました。6号線を西に折れると陸橋でJR常磐線を越し、大野駅を視界に入れることが出来ました。3月14日(土)には常磐線が全線開通するということで、少しずつ進む復興を感じます。県立大野病院を通過し、移転新築された大熊町役場、災害公営住宅を見学。徹底的に除染された大河原地区の広い敷地は放射線量も低く、戻りたいという強い希望を持った住民のための住宅には車もとまっていました。公営住宅では造成工事が進められており、今後の住民の増加も期待されているようです。途中には、東電社員用の宿舎も建っていました。ここから廃炉作業に向うのでしょう。

 県道35号いわき浪江線を北上。途中、大堀相馬焼で有名な地域を通過します。2019年9月5日に規制が解除され、ようやく通れるようになった主要道路です。強制生避難によってだれも住む人がいない地域で、寂しさが募りました。請戸地区まで移動し、視界いっぱいに広がる土地を見ました。津波の被害に遭った家々は土台も含めてすっかり取り除かれ、防災林の植樹が行われていました。地道な努力に頭が下がりました。

1.大熊町見学

2.大熊町災害公営住宅見学

3.移転された大熊町役場見学

4.請戸地区見学