埼玉ツアー その2

埼玉ツアー その2

 

ひまわり大使埼玉ツアーの2日目は、新座ひまわりプロジェクト実行委員会の皆さんを訪問しました。この団体では、障がいを持つ方々とそのサポートをしている方々とが共同作業でひまわりを植えて下さっています。代表の方は生まれつき、目がご不自由で、盲導犬と一緒に出迎えて下さいました。ひまわり大使たちは代表の富永さんと握手を交わし、遠方から訪問したことへのお礼の言葉を頂戴しました。受付係や司会進行も障がいを持つ方々が見事に分担され、その方々にそって寄り添ってサポートする多くの皆さんの姿も大変印象的でした。会場全体にやさしい雰囲気が満ちていて、初日の生協さんのご対応と共に大使達に深い感慨を抱かせるものでした。

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まず、新座ひまわりプロジェクト実行委員会からのご挨拶をお聞きし、駆けつけて下さった新座市長の並木さんから歓迎のお言葉を頂戴しました。この新座でのプロジェクトでは、新座市の職員さんがひまわり畑の耕作や肥料やりにご協力下さっています。市民の発意と行政のバックアップが福島を応援する活動に結びついていることを学び、特に大使たちはその有難さに感じ入っている様子でした。

 

大使からは事前学習会の映像紹介、作文の発表、絵本の読みきかせが行われました。当初、公務のために30分の滞在予定だった市長さんは、結局、1時間も大使の発表を聞いて下さいました。熱心にメモと取りながら耳を傾けて下さる姿に、大使たちの発表も熱を帯びたようでした。福島の現状や教訓がしっかりと伝わり、風化や風評を越えていく力を感じることが出来ました。

 

 

その後、新座でのひまわり栽培についてお話しを伺いました。校長会で協力を要請し、栽培のアドバイスに出向いて下さっています。小学校、中学校、高校の半数以上で取り組みが進められ、その分、福島への共感が広がって行きます。種植えから収穫まで、障がいを持つ人も無い人も共に汗を流す様子を写真で見せて頂きました。全盲の富永代表も手探りで種を取る作業に加わり、楽しみながら栽培して下さっているのが良く分かる説明でした。

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会場からも活発な質問があり、ひまわり大使たちははにかみながらも丁寧に答えていました。作文発表に引き続いて感想を述べる場面で大使の一人は「障がいを持つ皆さんが福島のためにここまでのことをして下さっている。健常者はもっと様々な努力をすべきであると感じた」と涙ながらに語ってくれました。ひまわり大使の活動に参加することで自主性が育ち、他人のために何が出来るかを考え始めた大使達。情報や教訓の発信に留まらない貴重な経験を重ねている大使達が、まぶしく、逞しく見えた今年度最終ツアーとなりました。