春休み栽培協力先訪問記 3

滋賀県大津市 音と花と人との会(とととの会)代表:髙橋佳緒理さん

3月26日。高橋さんとは、大津市の市民活動センターで待ち合わせ。ここは琵琶湖の湖畔にある複合施設で、子育て支援センターも入っているためか、駐車場のスペースやエレベーターが広い作りになっていました。関西の中でも滋賀県は子育てがしやすい所として知られているようですが、こうした施設の作りにもその一端が見えるような気がしました。湖畔には大型の遊覧船も泊っており、ゆったりとした雰囲気の町です。浜大津が終点の京阪電鉄は、一部、車と並んで道路を走ることでも有名です。

声楽家で音楽の教師もされている高橋さんは、障がいを持つ親子のための活動も行っていらっしゃいます。音楽と園芸を組み合わせ、心の安らぎや親の交流につながる活動を目指していらっしゃいます。昨年度、音楽を教えに行っていた中学校でひまわり栽培に取り組んでくださいました。新年度は、ご自身が立ち上げた「音と花と人との会」の園芸チームで種を配布して下さるとのこと。合わせて、音楽を教えに行く学校でも呼び掛けてくださる見込みです。この「音と花と人との会」の活動は新聞記事にも取り上げられており、高橋さんの活動の輪が広がるたびに音楽や花に関わる人が増え、温かなネットワークがつながっていく様子が分かりました。

このように、各地域で様々な市民活動に関わっている方々が感度良く福島からの発信を受け止めてくださり、ひまわりをご自身のご活動の輪の中に取り入れてくださることで更に意義が深まっていくのがわかります。ひまわりの種のひと粒は小さなものですが、そこから咲く花が全国にお住いの人々の目を楽しませ、それぞれのご活動にも潤いと活力をもたらしていく、、、。震災と原発事故をきっかけに始まった取り組みが、皆さまの手と心を通じて「良きもの」として広がっていく、、、。その様子を思い浮かべることで、今なお私たちの心に残る苦しみや辛さが、少しずつ溶けていくような、そんな気持ちがしています。

音と花と人との会ホームページ

音と花と人との会ブログ

 髙橋さんにひまわりの種をお渡しする
髙橋さんにひまわりの種をお渡しする

 音と花と人との会.高橋さん新聞記事
「音と花と人との会」の活動を紹介する新聞記事(3/22 京都新聞「ひと往来」コーナー)