飯舘電力株式会社 専務取締役 近藤恵さん 「太陽光発電について」 事前学習会③の1

事前学習会③の1 飯舘電力株式会社 専務取締役 近藤恵さん 「太陽光発電について」

7月7日(日)、午前中に二本松有機農業研究会の大内さんの田畑や再生可能エネルギーの発電装置を見学した後、車に分乗して飯舘村の道の駅「までい館」に移動しました。昨年オープンして以降、飯舘村在住者や国道を通る人々にとって潤いをもたらしてくれる人気施設です。ここでランチタイム。それぞれ、うどんの大盛りや味噌ラーメン、ソースカツ丼などを美味しくいただきました。

13時の待ち合わせに、飯舘電力株式会社の専務取締役 近藤恵さんが来てくださいました。近藤さんは飯舘村を紹介する資料や飯舘電力のパンフレットを配り、震災と原発事故以降、エネルギーの将来を真剣に考えて電力会社を作ったお話しを聞かせてくださいました。

あいにくの雨の中、2か所の発電設備を見学に行きました。途中、新設された立派な競技施設では少年サッカーの試合が行われていました。飯舘村役場の南側、老人施設の隣にある発電設備は2014年2月、最初に作ったもの。当時、飯舘村にはまだ誰も戻ってきていませんでした。「皆さん、食べ物がどこから来るかはわかるけど、電気がどこから来るのか分かりませんよね?僕も、震災で、電気は当たり前に来るものではないということに気づきました」とお話しされました。飯舘村では、農地を守って行こう、村を受け継いでいこうという決意で太陽光発電を始めました。国の補助金が無くなってからも村が持続するようにと考えたそうです。

今は44か所で発電し、1か所50キロワットで15~20世帯分の電気を作ります。発電した電気は東北電力に売電しているとのことです。振り返ると山肌がえぐられた様子が見えます。なぜ、土をはぎ取ったのか?放射線に汚染された表土をはぎ取り、その分の新しい土が必要となって削られたのです。230万袋分に相当するとのこと。

道の駅「までい館」に迎えに来てくれた近藤さん

道の駅「までい館」に迎えに来てくれた近藤さん

飯舘電力が最初に建設した太陽光発電所

飯舘電力が最初に建設した太陽光発電所

雨の中、お話しをお聞きするひまわり大使

雨の中、お話しをお聞きするひまわり大使

除染後、表層に入れるため、山を削って砂を取った跡

除染後、表層に入れるため、山を削って砂を取った跡