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shalomネットワーク221号掲載のお知らせ

2019.10.31.shalomネットワーク221掲載のお知らせ

ひまわり栽培にご協力下さっている皆さま

長梅雨、酷暑、台風、、、年を追って自然災害が増し、その圧倒的なパワーに右往左往するばかりの昨今となりました。全国でひまわりをお育て下さっている皆さまには、大変なご苦労をおかけしております。グレタ・トゥンベリさんが世界に訴えてくれたように、生活の足元から身近な環境や社会を見つめなおしていかなければならないと思います。ただいま、各地より収穫された種が届いております。沢山の種や、送って下さる皆さまからのお手紙を拝見するにつけ、日々、感謝の念を深めております。誠にありがとうございます。

第221号となる通信「シャロームネットワーク」が完成いたしました。ひまわり大使の訪問記も掲載しております。追って、ひまわり感謝祭のお知らせなどと一緒に郵送いたします。是非、お目通し下さい。

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ひまわりの種「とうみがけ」作業のご報告

ひまわりの種「とうみがけ」作業のご報告

現在、全国各地で育てていただいた「ひまわり」から採れた種がベーシック憩に続々と届いています。皆さま、本当にありがとうございます。

先日10月29日に利用者さん、スタッフ総出で「唐箕掛け(とうみがけ)」という作業をしました。送っていただいたひまわりの種を「トーミ」という農業用機械にかけて、ごみなどを飛ばして、絞りに使う種だけを取り出す大事な作業です。

今回「トーミ」にかけたのはおよそ700キログラムほどでした。大量の種でしたので、作業時間は午前から午後までたっぷりかかりました。まず18キロ程度の種の入った米袋約40袋を建物2階から建物前庭まで運びおろし、一袋ずつ順番に袋を傾けながら前庭に据え付けた「トーミ」の投入口に入れていきます。「トーミ」から取り出した種は新しい米袋に入れて、後日「絞り」にかけるまで大事に保管します。

当日天候は曇りで、午後からは小雨となりましたが、皆さまから送っていただいた大切なひまわりの種をしっかりと絞って「ひまわりオイル」にしたいと思いながら、みんなで作業を頑張りました。

2階からひまわりの種の入った米袋の運びおろし作業

2階からひまわりの種の入った米袋の運びおろし作業

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「トーミ」の投入口のヒマワリの種を投入①

「トーミ」の投入口のヒマワリの種を投入

「トーミ」の投入口のヒマワリの種を投入②

2019.10.12.台風19号被害ご報告

【ご報告】
10月12日~14日にかけて走り抜けた台風19号。西日本から東日本にかけての広範囲に猛威を振るい、大きな被害をもたらしました。被災されました皆さまに、心よりのお見舞いを申し上げます。

栽培協力者さまがお住いの地域への心配を重ねておりました。県内では本宮市(市中が浸水)での炊き出し支援、二本松市(がけ崩れによる断水)の福祉作業所への水のピストン運搬など、シャロームでも可能な範囲で災害支援活動を行いました。

この間、多くの皆さまより、状況をご心配頂くご連絡を頂戴しました。ここに改めて感謝いたします。そこでご報告ですが、実は、ひまわりオイルを封入するための瓶を保管していた理事の倉庫が阿武隈川の浸水被害に遭い、泥水に浸かりました。70ケース分が使えない状態となってしまい、約10万円の損失となりました。倉庫の中に置いたパレットが水に浮いてしまい、段ボールの箱ごと崩壊。他の様々な資材も倉庫の中に散乱し、入り口のドアが開かない状況に。ようやく状況を確認し、写真を撮って来られました。今年度、送っていただいた種を絞ったオイルを入れる瓶がなくなり、急遽、小単位での発注をかけたところです。

人類の様々な活動と地球温暖化との関連が議論され、国連でグレタさんが発言し、子どもたちは学校を休んでまで抗議の声を上げています。長梅雨、台風、酷暑の連続で、せっかくの種にカビが生えてしまったという声も多く寄せられています。私たちもこの問題を真剣に考え、環境に負荷をかけない生活を心がけ、気候変動の無い、穏やかな生活を取り戻したいものだと、改めて考えさせられた水害でした。皆さまも、是非ご一緒に、この問題を考えてまいりましょう。太陽を見据え、エネルギーに満ちた「ひまわり」が、持続可能な社会のシンボルとして輝きを増すようにと願わざるを得ません。

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二本松市内の倉庫では、瓶を入れた箱が崩れ、泥水に浸かってしまいました

二本松市内の倉庫では、瓶を入れた箱が崩れ、泥水に浸かってしまいました

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大玉村内の様子 阿武隈川が溢れ、道路が水をかぶって通れない状態に、、、

大玉村内の様子 阿武隈川が溢れ、道路が水をかぶって通れない状態に、、、

岡山県津山市 Oさん 種ご持参&到着報告 その4

●ひまわりの種を届け下さいました!
岡山県津山市 Oさん

この夏、福島から「子どもひまわり大使」がお邪魔した津山市から、なんと自家用車で種をお届け下さったOさん。ご家族3人で交代しながら延々900km!の距離を運転して下さいました!Oさんは幼馴染のTさんから「ひまわりプロジェクト」について聞き、プロの農家として今年度初めてひまわり栽培にご協力。津山市役所からのアドバイスもあって、農林水産省の「農村・多面的機能向上対策事業」の枠を活用。お仲間の農家さんにもお声掛けいただき、地域の様々な方が集まる活性化策として、ひまわり栽培を活用する方向性を考えて下さっています。

渡利の「ベーシック憩」で代表の大竹静子に米袋4袋の収穫を手渡しして下さいました。初めてのひまわり栽培ということ、長梅雨や台風・酷暑の試練があったことなど、植物の育成には大きなご苦労があったことと思います。地域にお住いの方々のためにもなる栽培として頂き、感謝の念を深めた交流となりました。

Oさんは、今回のご訪問で農産物直売所や信夫山の仮置き場、復興公営住宅もご見学。交流翌日には浜通りの被災地を経由してお戻りになるとか。原発事故の影響の大きさ、そこから徐々に回復していくための取り組みや努力まで、県外の方々には伝わっていない事実を見聞なさったことと思います。全国で栽培に取り組んでくださっている皆さまが、実際に福島を訪問され、ご自身の目で現状をご確認頂くこと。また、その見聞を持ち帰り、郷里の皆さまにお伝えいただくこと。ここに、これからの「ひまわりプロジェクト」の役割が見えてきたと感じるご訪問となりました。

米袋4つの種を届けて下さったOさん 

米袋4つの種を届けて下さったOさん

他の栽培協力者さんからの種を見せて頂く

他の栽培協力者さんからの種を見せて頂く

大竹代表との交流・意見交換 

大竹代表との交流・意見交換

ひまわりオイルも沢山ご購入いただきました!

ひまわりオイルも沢山ご購入いただきました!

津山の農産物直売所にも関わっているOさん。

津山の農産物直売所にも関わっているOさん。果物の種類や量が多いことに驚かれていました

明治安田生命郡山支社福島大町営業所 Oさん Kさん 種ご持参&到着報告! その3

●ひまわりの種を届け下さいました!
明治安田生命郡山支社福島大町営業所 Oさん Kさん

東京本社で集約して全国に種を配布して下さっている「明治安田生命」さま。今回は福島の営業所にお勤めのお二人が、ご自身でお育て下さった種をご持参くださいました。

「ベーシック憩」の高野施設長から、就労支援施設の取り組みや「ひまわりプロジェクト」に関わる利用者さんの貢献についてご説明。全国から送っていただいた種の量に驚きの声を上げていらっしゃいました。こうしてお訪ね頂くことで、お互いの顔が見え、活動への理解が深まります。

明治安田生命さまは社会貢献にもご尽力されているということ。地域の福祉に関するテーマでの連携~協働へと期待が広がるご訪問となりました。

ご自身で育てて頂いた種をご持参くださいました

ご自身で育てて頂いた種をご持参くださいました

全国から送っていただいた種を見て頂きます

全国から送っていただいた種を見て頂きます

新商品「みんなのせんべい」をご紹介

新商品「みんなのせんべい」をご紹介

ひまわりの種を入れたクッキーのご紹介

ひまわりの種を入れたクッキーのご紹介

神奈川県小田原市 Kさん (東北とつながる旅の仲間) 種ご持参&到着報告! その2

●ひまわりの種を届けて下さいました!

神奈川県小田原市 Kさん (東北とつながる旅の仲間) 10月4日(金)

 小田原市のKさんは、「生活クラブ生協神奈川」の組合員さんで、ご友人と共に「東北とつながる旅の仲間」というグループを結成。東日本大震災と原発事故の被災地を訪問し、学習や交流の機会を重ねているとのこと。生活クラブ主催の横浜での支援イベントで「ひまわりプロジェクト」について知り、以降、ひまわり栽培を呼びかけ、栽培にご協力下さっています。今回は宮城~福島を回る旅の途中、福島に寄って下さいました。ひまわりの装飾を施した箱に種を入れ、シャローム代表の大竹静子に手渡して下さり、温かな笑顔に包まれました。

 環境省が設置した「福島環境再生プラザ」や渡利の「ベーシック憩」を見学。就労支援施設B型作業所のお仕事内容についてお話を聞いて頂くことが出来ました。ひまわりオイルに関する作業を担当している利用者さんともお話しくださり、お届け頂いた種が皆さまにご愛用頂くまでの過程を垣間見て頂くことが出来ました。

装飾を施していただいた箱に種を入れて

装飾を施していただいた箱に種を入れて


   
本町の「まちなか夢工房」前にて受領しました

本町の「まちなか夢工房」前にて受領しました

渡利の「ベーシック憩」で高野施設長よりご説明

渡利の「ベーシック憩」で高野施設長よりご説明

全国から送っていただいた種の説明

全国から送っていただいた種の説明

新製品のひまわりせんべい「みんなのせんべい」をご紹介。作業を担当して下さっている利用者さんも一緒に

新製品のひまわりせんべい「みんなのせんべい」をご紹介。作業を担当して下さっている利用者さんも一緒に

    

山形県鶴岡市 Sさん 種ご持参&到着報告! その1

ひまわりプロジェクト2019

●ひまわりの種を届けて下さいました!
山形県鶴岡市 Sさん  8月31日(土)

鶴岡市のSさん(山形工房)は、「暮坪の棚田」から望む日本海をバックに「がんこ塩」を作っている方。お隣の山形県とはいえ、鶴岡から福島までは遠く、200kmあります。遠路をいとわず、ひまわりの種を届けて下さいました。今年度が初めてのご協力ということで、難しい面もおありだったのではないかと思います。遠路はるばるお届け下さいまして、ありがとうございました!

頑固塩の様子(facebookより)

頑固塩の様子(facebookより)

渡利の「ベーシック憩」までご持参くださいました

渡利の「ベーシック憩」までご持参くださいました

届けて頂いた沢山の種

届けて頂いた沢山の種

ひまわり大使ツアー 鎌倉 活動報告その2

2019.10.14.~15.鎌倉ツアーブログ 2日目

2日目は藤沢市の湘南学園中学校・高等学校を訪問。生徒会担当の先生や、生徒さんたちが立ち上げたひまわりプロジェクトの協力グループに所属する中高校生が集まってくれました。先輩から受け継がれ、下の世代へと栽培活動が広がっていること、幼稚園部のお子さんたちに説明するため、紙芝居を作ってお話ししていること、学園祭でひまわりプロジェクトを紹介し、ひまわりオイル「みんなの手」を使った料理を提供したことなど、学生さんならではの多彩なアイディアをお聞きし、その実行力の素晴らしさに感心しきりでした。12月21日に開催する「ひまわり感謝祭」を機に来福してほしいことをお伝えし、実現に向けて詳しい検討を始めることとしました。

午後は、鎌倉市の大平農園を訪問。3世代続く有機農家で、3代目を継いだばかりの若く、逞しいOさんに取り組みをお聞きしました。住宅地の中に点在する農地を有効に利用し、野菜や花を育て、一画でひまわりを栽培。お知り合いにも栽培の輪を広げて下さっています。ご自身は様々な種類のベビーリーフを育てて販売しているとのことで、味見させていただいたサラダ用のベビーリーフはどれもしっかりとした味がしました。ドレッシングをかけるのはもったいない!

Oさんは前日の建長寺イベントにも駆けつけてくださり、ご自身で育てた種の他、呼びかけ先の茅ヶ崎養護学校から預かった種をご持参下さいました。養護学校の生徒さんが描いて下さった大きな絵には、カラフルで見るからに元気が出そうなひまわりが咲いています。花びらは手形で採色され、エネルギーのほとばしりを感じます。大事に、感謝祭で展示したいと思います。Oさんにも感謝祭でのシンポジウムにパネラーとしてご参加頂くべくご相談。快諾いただき、嬉しい限りです。

夕方、新横浜駅周辺まで移動し、生活クラブ生協神奈川本部を訪問。東京本部の職員さんもご一緒くださり、春休みの「ひまわり大使ツアー」受け入れについてご相談させて頂きました。生活クラブ生協さんは、神奈川での復興イベントでひまわりプロジェクトの紹介や関連商品の販売にもご協力下さっています。また、組合員さんに栽培を呼びかけて下さっており、個々の会員さんが育てた種を送ってくださいます。生協活動は草の根市民活動の根源です。意識の高い組合員の皆さまに福島の被災や回復、教訓を読み取って頂くに際し、ひまわり栽培という、非常に温かみのある取り組みが根底にあることは、私たちにとって大きな励みになります。是非、ひまわり大使と直接交流頂き、お互いにその思いや意識を深めて行きたいものだと感慨深い訪問となりました。

ひまわりを育てて下さっている湘南学園中学校・高等学校の畑

ひまわりを育てて下さっている湘南学園中学校・高等学校の畑

取り組みについて紹介して下さる

取り組みについて紹介して下さる

ひまわりを育てて下さっている面々

ひまわりを育てて下さっている面々

大平農園の若旦那はスポーツ万能

大平農園の若旦那はスポーツ万能

住宅街のど真ん中で育てる野菜

住宅街のど真ん中で育てる野菜

味が濃く、とても美味しいベビーリーフ

味が濃く、とても美味しいベビーリーフ

ハウスで乾燥中のひまわりたち

ハウスで乾燥中のひまわりたち

ひまわり大使ツアー 鎌倉 活動報告その1

2019.10.14.~15.鎌倉ツアーブログ 初日

毎年、鎌倉の古刹、建長寺を会場に開催される恒例行事「未来・連福プロジェクト」のチャリティーコンサートは、残念ながら台風19号の影響で中止となってしまいました。交通機関がストップし、出演者もお客さんも移動できないほどの台風被害となりました。一方、ひまわり大使の交流・発表と、鎌倉で様々な方に育てて頂いたひまわりの種の贈呈式は急遽、翌14日に行われ、無事、多くの皆さまのご出席を得て執り行われました。

マンドリンとリコーダーによる美しい音楽コンサートに続き、鎌倉市のいずみ幼稚園の園児さんたちが歌と踊りを披露。国宝である法堂に、和やかな雰囲気が醸し出されました。主催者である「未来・連福プロジェクト」S代表のご挨拶、建長寺の総長様によるお言葉をお聞きしました。お二人とも、台風19号の被災を悼み、犠牲者を追悼するお話しをなさいました。東日本大震災と原発事故以降、仏教もキリスト教も神道も、あらゆる宗派を超えて祈りをささげようと鎌倉に集まった宗教家の皆さんのご活動は今も継続され、深い祈りの場に参加させて頂いている厳粛な雰囲気に包まれました。

前、雪の下教会神父のY氏も会場に駆けつけてくださり、旧交を温めることが出来たのも大きな喜びでした。Y氏は2年前、厚木教会での特別ミサにひまわり大使を招いて下さった方で、福島に寄り添った様々な活動の原動力です。「未来・連福プロジェクト」のSさんも、毎年、福島から多くの家族を建長寺に招き、交流を続けて下さっています。神奈川には今年9月30日現在、1,942人の避難者がお世話になっておることもあり、特別なご縁で結ばれている不思議な感覚を覚えます。

避難者さんがお世話になっている神奈川県・鎌倉市ということもあり、京都に避難中のひまわり大使がイベントに参加し、自身の経験やひまわり大使としての思いを発表してくれました。引率者による「福島の現状」紹介もなされ、いずみ幼稚園の園児さんにも伝わる優しい言葉で語りかけられました。折しも、茅ヶ崎に流れ込む相模川などでも台風による被害が出ている最中ということもあり、事前に情報をキャッチし、災害に備えて早めに行動することなど、お互いに教訓を振り返る時間にすることが出来ました。

いずみ幼稚園の園児さんから育てて頂いた貴重な種を頂きました。個人宅で育ててくれた園児さんは、別個に袋を準備。いずみ幼稚園からは毎年、ひまわりの花が咲く手描き・手縫いの袋に入れて頂きますが、袋そのものも、とても嬉しい贈り物となっています。建長寺の中で育てて頂いた種、未来・連福プロジェクト関係者さんからの種、翌日訪問することになる大平農園さんからの種と、沢山の方々のご努力と思いが詰まった貴重な種を受け取ることが出来、感無量の時間でした。

歓迎の音楽コンサート

歓迎の音楽コンサート

いずみ幼稚園の園児さんが歌とダンスを披露してくれました

いずみ幼稚園の園児さんが歌とダンスを披露してくれました

いずみ幼稚園の皆さんからひまわりの種を頂きました

いずみ幼稚園の皆さんからひまわりの種を頂きました

茅ヶ崎養護学校の皆さんが描いて下さった絵とともに

茅ヶ崎養護学校の皆さんが描いて下さった絵とともに

ひまわり大使による作文の発表

ひまわり大使による作文の発表

ひまわり大使ツアー 岡山~和歌山~京都 活動報告その6

2019.08.21.水 京都市での最後の交流発表会

今日も朝から存分に大使の役割を果たし、充実した一日でした。ホテルに荷物を預け、地下鉄で丸太町へ。下車後、徒歩で京都府庁に向かう途中、菅原道真を祭った神社に寄りました。学業の実りを願って祈願。名門の平安女学院を曲がって京都府庁に到着。時間に余裕があったので、一階のロビーで作文発表の準備をしました。この時間に同席してもらう伏見区のNさんも合流。福島市からの避難ママです。定刻になり、京都府危機管理部原子力防災課のTさん、発災当時の担当者であるMさんが出迎えて下さいました。ご丁寧に資料やお菓子を準備して対応下さいました。

まず、震災当時、どうして福島県を支援してくださったのか、Mさんにお聞きしました。関西広域連合で福島県を担当することになった経緯に、隣の福井県には原子力発電所が密集しており、万が一事故を起こした際、京都府にも影響が及ぶことが想定されるため、実際に事故が起きてしまった福島を支援することで、対応を学びたいという理由があったことを教えてくださいました。琵琶湖の汚染が懸念されていることも背景に、関西広域連合での福島県担当には滋賀県も加わって下さっています。実地に支援に駆けつけて下さりながら、刻々と変化する状況や過酷さをつぶさに見て頂き、福島県民を支えて下さると同時に京都府・滋賀県民のための防災にも役立てて下さる。この有難いご姿勢に、大変頼もしい思いを深めました。

京都市内に避難し、現在は福島に戻った児童、今も避難中の児童、避難せずに保養プログラムに参加していた児童と、このツアーの大使の歩みもそれぞれ。どの選択をしても、子どもたちに最大限の配慮がなされ、守られる。これが「子ども被災者支援法」の精神です。京都府の職員さんが重ねて下さったご努力と愛情に福島の子どもの加えて下さっていることに感動し、その有難さに思わず涙が溢れました。

府の職員さんとの交流発表はクローズドで行われ、実に素晴らしい心の交流につながりました。そして旧庁舎での待ち合わせには、分かち合い活動のTさん、そのつながりで知り合ったNさん、避難ママの会のTさん、同志社大のHさんとそのご友人2名も集合。そして、栽培協力者の滋賀県「音と花と人との会」Tさん、亀岡市のTさんご夫妻も駆けつけて下さいました。皆さん、平日の日中、お忙しい中、お時間を割いて大使に会いに来てくださいました。感謝の言葉もありません。

戊辰戦争へとつながる激戦の場となった蛤御門を見学。銃痕が残る分厚い門に、120年前の会津志士を忍びました。会津出身のHさんが子どもたちにその歴史を語って下さいました。彼女は御所裏の金戒光明寺での会津藩氏をしのぶ会にも参加したことがあるとのこと。京都府庁旧庁舎が京都守護職の本陣だったことも合わせ、福島とゆかりの深い縁を感じました。御所内を通って同志社大学の学食へ。敷地内には煉瓦造りの校舎が整然と建ち並び、関西の名門校の魅力たっぷりでした。新島八重もここを歩いていたのでしょう。学食のメニューも豊富で安く、選ぶ楽しさも。時間が押していたこともあり、食後、そのま学食内で作文発表を聞いてもらいました。集まって下さった方々は大使の発表に関心しきりのご様子でした。

この時点ですでにタイムリミット。急いで同志社大学から直結している今出川駅から地下鉄に乗り、京都駅へ。滋賀県のNさんはこの戻り足にずっとついて着てくださり、地下鉄の中ではアイパッドを取り出してご自身の活動について説明して下さいました。ネパールの防止プロジェクト、フィリピンの子どもたちへの支援活動など、大変素晴らしい写真を見ながら解説。短い時間でしたが、「Nさんに会えてよかった!」と感動している様子の大使もいました。ホテルで荷物を取って京都駅に戻ると新幹線のホームへ。Nさんは新幹線で食べるクッキーの差し入れもして下さいました。

最初から最後まで、たくさんの人々の善意で盛り立てて下さり、有り難い限りのツアーでした。心より感謝いたします。皆さまにまたお会いできることを楽しみにしております!

お世話になった京都駅近くのホテル

お世話になった京都駅近くのホテル

京都府庁、危機管理部で意見交換の時間

京都府庁、危機管理部で意見交換の時間

原子力防災について、お話をお聞きする

原子力防災について、お話をお聞きする

震災後の福島県への支援について説明をお聞きする

震災後の福島県への支援について説明をお聞きする

熱心にメモを取る大使たち

熱心にメモを取る大使たち

作文を発表する

作文を発表する

記念写真を撮っていただく

記念写真を撮っていただく

旧庁舎に集まって下さった近隣の協力者さんたち

旧庁舎に集まって下さった近隣の協力者さんたち

蛤御門の戦いについて説明を聞く

蛤御門の戦いについて説明を聞く

京都御所を通過

京都御所を通過

同志社大学に到着

同志社大学に到着

さっそく、学食でランチタイム

さっそく、学食でランチタイム

食後、すぐに作文発表を行いました

食後、すぐに作文発表を行いました

京都駅に戻る地下鉄乗り場でNさんのお話を聞く

京都駅に戻る地下鉄乗り場でNさんのお話を聞く

京都駅でお別れのご挨拶。再会を誓いました

京都駅でお別れのご挨拶。再会を誓いました

あっという間に福島に戻ってきました。ご苦労様!

あっという間に福島に戻ってきました。ご苦労様!