過ごしやすく、とても気に入ってしまったエコアパートを離れる日が来ました。出発前、北海道ひまわり大使を自任されている赤石さんがお見送りに来てくださいました。大澤さんのお姉さまと一緒に手を振るお姿に、ほんの3日間の訪問でしたが寂しく感じました。大使は「また冬に来たい」と。

 南幌町まで移動し、社会福祉法人南幌苑・障がい者支援施設南幌めぐみ学園を訪問。南幌町議会議員の志賀浦さんがコーディネート下さいり、同じく町議会議員の熊木さんも参加くださいました。同法人の栗林理事長さんが施設をご案内下さいました。まず目に入ったのはドッグランとペット同伴可能なカフェ。開放的で清潔で、実に素晴らしい施設です。札幌からも通ってくる会員さんがいるということで、福祉の枠を越えた交流が実現されているようでした。障がい者支援施設では玄関を入るとすぐに利用者・職員全員分の防災ヘルメットがずらっと並んでいました。平屋の新しい施設には訪問した家族が宿泊できる部屋も完備され、先進的な取り組みがなされていると感じました。利用者さんは質の良い軍手の製造や知育道具で時間を過ごしており、無理なく個性に合わせた支援がなされていました。そして、敷地内の花壇に植えて頂いたひまわり畑を見学させて頂きました。

 いったん、南幌町内をご案内頂き、協力者さまを訪問。志賀浦さんが整備されている畑でも、沢山のひまわりが迎えてくれました。河川敷の一部を住民が管理する形で借り受け、近隣にお住いの方々が野菜を育てていました。これにより草ぼうぼうになることなく有効活用が可能に。行政と住民との素敵な連携だと感じました。古道さんはご自宅の畑で長い列を作って育てて下さっていました。すべての花に細かい目の網をかぶせ、大切に面倒を見て下さっていました。頂いたミニトマトがとてもおいしく、大使は「これまで食べたミニトマトの中で一番おいしかった」との感想がありました。有機農業の草分けのお一人である佐藤農場さんを訪問。2020年の来福ツアーにも参加くださり、ひまわり栽培の協力者さんとしてご尽力くださっている佐藤さんに再会でき、大変嬉しい思いでした。新築された農産物直売所では、きっと、あのおいしいスイカやトウモロコシが売られるのでしょう。近所の方が売らうやましいです。熊木さんのご自宅では、奥の畑スペース一杯にひまわりの花が咲いていました。赤・白・青のネットがカラフルに首を垂れて風に揺れており、女性ならではの感覚で楽しんで下さっているのを感じました。三重湖公園の芝生広場では、福島の子どもたちのための自然ツアーで植樹した木々を見学。お世話になった子どもたちが再びこの地を訪れ、大きくなった木と再会出来れば素晴らしいと思います。

 南幌めぐみ学園さんに戻り、カフェでランチを頂きました。リーズナブルな価格にもかかわらず大変おいしかったです。コロナ対策として休店のところ、特別なご配慮で開けて下さったことも含めて、大使を迎えて下さるそのお気持ち、お心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。ランチ後、皆さんに、今回のツアーで最終となる作文発表。北海道新聞の記者さんの取材も受けました。しっかりと受け答えをする大使は、実に頼もしく目に映りました。この時の取材の様子は8月24日付の北海道新聞に掲載され、後日、南幌めぐみ学園さんが郵送してくださいました。関わる皆さんが一緒に記念撮影した写真も掲載され、笑顔がまぶしく輝いていました。

 南幌町の展望台「南幌ビューロー」に上り、360度で町内を見渡しました。広い土地、はるかに望む山並みを見学し、夕張炭鉱から石炭を運ぶ鉄道駅だった昔を偲びました。ここでお世話になった皆さんとお別れ。短く、小規模でのひまわり大使ツアーでしたが、実際に栽培協力者さんの元を訪問することが出来、感謝をお伝えすることができました。素晴らしい時間でした。

 その後、唯一の観光見学として小樽へ移動。夕暮れの運河を見学し、夜景を見ることができました。